パソコンの選び方

「パソコンは上手くない」「あまり使わない」から、安いパソコンを購入する

パソコンの寿命は通常3年・最大5年

機械としての耐用年数ではなく、ネット情報や環境の変化に「5年前のパソコン」ではついていけません。ビジネスユースで使用している場合は3~4年で部品損耗が出てきます。

現在(2009年)のインターネット環境と標準的なパソコンスペックを、2000年、2005年と比べてみましょう。

2000年 2005年 2009年
ネット回線速度 28Kbps 1Mbps 100Mbps
標準的な搭載メモリ 64MB 254MB 2GB(2048MB)
標準的なハードディスク容量 10GB 60GB 300GB
Windowsバージョン 98/Me(16/32bit) XP(32bit) Vista(64bit)
ホームユースの主目的
  • メール
  • ネット情報収集
  • 文書作成
  • デジカメ画像整理
  • 音楽再生
  • 2D個人用ゲーム
  • ネット情報交換
  • 動画閲覧
  • 放送映像録画
  • 3Dオンラインゲーム

パソコンの価格は「その時点の性能価値」に比例しているため、結果的に安いものは買い替えペースが早くなるので経済的ではありません。

使途を考える

高性能なパソコンを選ぶということは、長く使えるパソコンを選ぶことと同じです。

確かにそれは事実ですが、「本当にネットとメールくらいしかしない」という人にとって、今時の最新機種は明らかにオーバークオリティです。逆に3Dのオンラインゲームをやりたい人にとっては、市販メーカー製品では処理能力に不安があります。

使途別「標準スペック」の違い
使途 CPU メモリ ハードディスク ディスプレイ
メール・文書作成 シングル 256MB 10GB XGA相当(1024px幅)
ネットコミュニティ シングル 256MB 10GB SXGA相当(1280px幅)
デジカメ画像編集 デュアル(x2) 2GB 50GB SXGA相当(1600px幅)+高コントラスト
動画編集 クワッド(x4) 3GB 300GB SXGA相当(1600px幅)+高応答
3Dオンラインゲーム クワッド(x4) 4GB以上 50GB SXGA相当(1280px幅)+高応答

オーバークオリティである必要はありません。あなたの使途にとって高性能であればいいのです。

「動く」、「高精細」、「リアルタイム」であるほど高い性能が要求されます

デスクトップパソコンの利点は、必要に応じて構成部品を追加したり付け替えることができる点にあります。この利点はパソコンを長く使うためにとても重要なので、正しく理解しておきましょう。

必要なときに追加するもの

その時点で必要最低限を満たせば良い・・使途が限られている

  • ハードディスク
  • アプリケーションソフト
  • ビデオカード(GPU)
  • 各種インターフェース

余裕をもたせたほうが良いもの

必携値の2~3倍値が推奨・・・・複数の使途に影響する

  • メモリ
  • ディスプレイ

絶対的に必要なもの

可能な限り高性能なものを選ぶ・・・全ての使途に影響する

  • CPU
  • OS(基本ソフト)
  • インターネット回線

BTOパソコンを購入しよう

価格面と必要な機能を選べる面で、丸二商会ではBTOパソコンを皆様にお勧めしています。

最後の留意点

ここまであえて触れませんでしたが、構成部品=パーツそのものにも良品と粗悪品があります。また、パソコンの構成部品は「組み合わせの相性」もあります。

粗悪部品

要するに質の悪い製品。

異音がする、読み書きのエラーが多発するなど。耐用年数が極端に短い(1年未満)ものも粗悪品。物理的な問題を引き起こし、その多くはユーザーにとって致命的な損害になるケースが多い。(ハードディスク書き込み中に壊れるとデータが全損するなど)

パーツといえどメーカーがあり価格相場もあるため、異常に安い製品やブランド名が記載されていないものは注意が必要です。

相性

製品規格上では合致していても何らかの理由で動作がうまくいかない製品を、「相性が悪い」と呼びます。相性が悪いと使用直後からシステムが不安定になるなどの不具合が発生するので誰にでもわかります。

構成部品単位に制御装置をもつ製品であるからには避けられず、BTOパソコンのみならず市販メーカー製品でも発生します。よって「相性が悪い製品はダメ」ではなく、有事のサポートがしっかりしていることが絶対条件になります。